法務部員が英文契約書をレビューする際に役に立つ英米法の基礎知識です。

 

 今回は,Contra Proferemtemというコモン・ローの概念について簡単に説明します。

 

 ある契約条項が曖昧な表現がされており,一義的に効果が明らかでなかったとします。その場合,その条項により利益を受けることとなっている方が,不利益を負うことになるという原則がContra Proferemtemです。

 

 具体的には,例えば,物品の預託を受けた業者が保管中に火災によって預託品に生じた損害について責任を負わないという条項を入れていたとして,火災が如何なる状況により生じた場合を想定するのか曖昧であったとしたら,受託業者の過失によらない火災による損害を免責する趣旨であり,受託業者に過失が認められる場合には免責が認められないと解釈することがあり得えます。

 

 この例の場合,当該免責条項により利益を受けるのは受託業者なので,条項の内容が曖昧なことによる不利益は受託業者が受けるということです。

 

 したがって,利益を受ける側として,免責条項(exemption clause)責任制限条項(limitation clause)を定めるにあたっては,条項を多角的に検討し,一義的に内容が定まるように規定しなければなりません。 

 

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