英文契約書によく登場する用語というわけではありませんが,Ratifyとは「(条約などを)批准する」という意味です。

 

 ちなみに,条約はTreatyConventionと表記されます。

 

 これに似た用語にRectifyがあります。

 

 こちらは,英文契約書によく登場する用語で,重要です。

 

 Rectifyのほうは,例えば,当事者が契約違反などをしたときに,その違反の状態を「是正する」という意味で契約書で使用されます。

 

 似ているので,特に英文契約書を自ら作成する際に混同して,rectifyを使うべきところをratifyとしないように注意して下さい。

 

 なお,話を元に戻して,条約の批准に関連した注意点を記すと,条約の批准方法は各国によって異なるので注意が必要です。

 

 国際取引では,各国の法律だけではなく,その上位に位置する条約の知識も必須です。

 

 国際取引に関連して知っておくべき著名な条約としては,ウィーン売買条約ニューヨーク条約などが挙げられます。

 

 ウィーン売買条約については,外国企業と物品の売買契約をする際には知っておかなければならない条約です。

 

 ウィーン売買条約についてはこちらの記事で解説していますので,ご覧下さい。

 

 ニューヨーク条約は,国際取引で必須の紛争解決手続である仲裁手続の仲裁判断の執行に関わる条約です。

 

 ニューヨーク条約についてはこちらの記事で解説していますので,ご覧下さい。

 

 国際取引をするには,当然ですが(例え準拠法が自国の法律となっていても)自国の法律を理解していれば足りるものではなく,条約や相手国の法律についても一定程度理解しておく必要があります。

 

お問合せ・ご相談はこちら

 お問合せフォーム・電話・メールでお問合せ頂けます。

 お問合せフォーム・メールでのお問合せがスムーズです。

 

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
03-6453-6337

担当:菊地正登(キクチマサト)

受付時間:9:00~18:00
定休日:土日祝日

※契約書を添付して頂ければ見積回答致します。
受付時間:24時間

 英文契約書の作成・翻訳・リーガルチェック(全国対応),実績多数の弁護士菊地正登です。弁護士21年目(国際法務歴14年),約3年間の英国留学・ロンドンの法律事務所での勤務経験があります。英文契約・国際取引の専門家として高品質で迅速対応しています。お気軽にお問合せ下さい。

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ

03-6453-6337

<受付時間>
9:00~18:00
※土日祝日は除く

弁 護 士 情 報

弁護士  菊  地  正  登
片山法律会計事務所

東京都港区芝5-26-20
建築会館4F
tel: 03-6453-6337
email: kikuchi@mkikuchi-law.com

片山法律会計事務所

住所

〒108-0014
東京都港区芝5-26-20
建築会館4F

アクセス

都営三田線・浅草線三田駅またはJR田町駅から徒歩約3分です

受付時間

9:00~18:00

定休日

土日祝日

 弁護士インタビュー動画

書  籍

士業・翻訳業者・保険会社・金融機関の方へ

各士業の先生方,翻訳業者,保険会社,金融機関のお客様の英文契約書に関する案件についてお手伝いさせて頂いております。

ご紹介頂いたお客様の初回相談料は無料ですので,お気軽にお問合せ下さい。

ご相談方法

メール・電話・Web会議・対面の打ち合わせによる対応を行っております。

サイト内検索 - 英文契約書用語の検索ができます -