Singular to Include Plural(単数は複数を含む)(弁護士による英文契約書によく見られる一般条項の解説)

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 英文契約書を作成,チェック(レビュー),翻訳(英訳/和訳),修正する際によく見られる一般条項(General Provisions/Miscellaneous)の一つにSingular to Include Plural(単数は複数を含む)があります。

 

 ご存知の通り,英単語には単数形と複数形が存在します。そのため,英部契約書を作成していると,ある英単語が,単数形で書かれたり,複数形で書かれたりということがあります。

 

 この場合に,単数形が使用されているから,1つに適用されるのであって,複数の場面を想定していないはずだなどの解釈上の紛争を避けるために入れられる条項です。

 

 通常は,「本契約において,単数形か複数形かが使用されていても,文脈に応じて,両方を含むものとする。」という趣旨の意味で条項が挿入されます。

 

 どちらかというと誤解を避けるために挿入するという条項のため,それほど重要性が高いというわけではないですが, 英文契約書特有の条項といえ,意味は理解しておいた方が良いでしょう。

 

 似たような趣旨で挿入する条項としては,性別を区別しないという趣旨を記載する条項があります。例えば,heやsheなどと英文契約書に書いてあったとしても,heはsheを含むし,sheはheを含む,つまり,性別を区別しないというような条項が挿入されることがあります。

 

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