In proportion to...(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー/審査),翻訳(英訳/和訳),修正する際によく登場する英文契約書用語に,In proportion to...があります。

 

 

 これは,英文契約書で使用される場合,通常,「…の割合に応じて/比例して」という意味で使用されます。

 

 

 例えば,議決権ある株式の保有比率に応じて議決権があるなどという場合に,このin proportion to...という表現が登場します。

 

 

 また,配当のように,債権の金額に応じて按分比例して支払われるというような表現にも,このin proportion to...という表現が英文契約書ではよく使用されます。

 

 

 このin proportion to...というのは,上記のように数字と絡んで使用されることが多いです。

 

 

 そして,契約書において数字は極めて大切です。数字は,金額や日数,量などを表しますが,これらはいずれも契約において重要な要素となる場合が多いです。

 

 

 したがって,数字に絡んでこのin proportion...という表現が登場した場合,どの数字に応じて何が決まっているのかをよく注意して内容を把握する必要があります。

 

 

 比例の基礎とされる数字の算出方法は曖昧でないか(例えば,売上などと書かれていても,どの段階の売上なのか,税はどうなるのかなど),その数字に比例して導かれる結論の数字は自社にとって妥当なものであるかという点を吟味しなければなりません。

 

 

 数字について誤解をしていたり,間違った計算方法を記載していたりすると,後で大きなトラブルに発展する可能性が高まります。

 

 

 このように,数字や数字に関わる英文契約書表現は非常に重要ですので,契約書を作成,チェック(レビュー),翻訳(英訳/和訳),修正する際には,注意して検討しなければなりません。


 

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