Cargo(英文契約書用語の弁護士による解説)

 英文契約書を作成,チェック(レビュー/審査),翻訳(英訳/和訳),修正する際によく登場する英文契約書用語に,Cargoがあります。

 これは,英文契約書で使用される場合,通常,「積荷/貨物」という意味で使用されます。

 国際取引では,当然ですが,当事者が存在している国同士が離れているため,国内の取引よりも,輸送が困難になります。

 国内取引のようにトラック輸送などで輸送が完結しないため,航空機や船舶が利用されることになります。

 航空機は船舶よりも速いことがメリットですが,コストも高くなりますし,輸送できる量や重量に自ずと制約があります。

 そのため,国際取引・貿易で好んで使われる輸送手段は船舶による海上輸送となります。

 航空機・船舶のいずれにおいても,貿易の目的物となる商品をcargo(貨物)として積載し,輸送を行います。

 当然,国内の輸送よりも,距離が長くなりますし,海上輸送は様々な危険もあるため,危険負担(Risk of Loss)や保険加入が重要なファクターになってきます。

 輸送中に事故が起きた際に生じた損害をどちらが負担するかという危険負担(Risk of Loss)については,Incoterms(国際商業会議所(ICC)が制定した貿易取引条件及びその解釈に関する国際規則)に記載があり,通常はこの規則から危険負担についての条件を選定します。

 「英文契約書の用語解説」のインデックスはこちらです。

 解説者の経歴等のプロフィールはこちらでご覧頂けます。

※また左側メニュー下のサイト内検索に英文契約書用語を入れて頂くと解説記事を検索できます。

 英文契約書の作成・チェック・翻訳・修正サービスについてはお気軽にお問合せ下さい。

お問合せ・ご相談はこちら

 お問合せフォーム・電話・メールでお問合せ頂けます。

 お問合せフォーム・メールでのお問合せがスムーズです。

 

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
03-6453-6337

担当:菊地正登(キクチマサト)

受付時間:9:00~18:00
定休日:土日祝日

※契約書を添付して頂ければ見積回答致します。
受付時間:24時間

 英文契約書の作成・翻訳・リーガルチェック(全国対応),実績多数の弁護士菊地正登です。弁護士22年目(国際法務歴15年),約3年間の英国留学・ロンドンの法律事務所での勤務経験があります。英文契約・国際取引の専門家として高品質で迅速対応しています。お気軽にお問合せ下さい。

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ

03-6453-6337

<受付時間>
9:00~18:00
※土日祝日は除く

弁 護 士 情 報

弁護士  菊  地  正  登
片山法律会計事務所

東京都港区芝5-26-20
建築会館4F
tel: 03-6453-6337
email: kikuchi@mkikuchi-law.com

片山法律会計事務所

住所

〒108-0014
東京都港区芝5-26-20
建築会館4F

アクセス

都営三田線・浅草線三田駅またはJR田町駅から徒歩約3分です

受付時間

9:00~18:00

定休日

土日祝日

 弁護士インタビュー動画

書  籍

士業・翻訳業者・保険会社・金融機関の方へ

各士業の先生方,翻訳業者,保険会社,金融機関のお客様の英文契約書に関する案件についてお手伝いさせて頂いております。

ご紹介頂いたお客様の初回相談料は無料ですので,お気軽にお問合せ下さい。

ご相談方法

メール・電話・Web会議・対面の打ち合わせによる対応を行っております。

サイト内検索 - 英文契約書用語の検索ができます -