Credential(英文契約書用語の弁護士による解説)
英文契約書を作成,チェック(レビュー/審査),翻訳(英訳/和訳),修正する際によく登場する英文契約書用語に,Credentialがあります。
これは,英文契約書で使用される場合,通常,「経歴」という意味で使用されます。
英文契約書で登場する例として挙げられるのは,何らかの業務委託契約(Service Agreement)などで,受託者がその業務を自社の実績として告知して良い,または,告知してはいけないなどと取り決める条項です。
仮に業務委託する企業が著名な上場企業などであれば,受託者としては委託者の名称を出して告知することによって,自社の実績アピールに繋がります。
そのため,委託を受けた案件について自社の実績=credentialとして自社ホームページやその他の媒体に掲載したいと考えることがあります。
この点について予め英文契約書に上記のような掲載が可である,または,不可であると記載しておくことがあるのです。
受託者からすると上記のようなメリットがあるので掲載したいという事情があるかもしれませんが,委託者の方からすると,掲載されては困るということもあります。
委託者がどこにどういう業務を委託しているのかを知られてしまうと場合によって不都合があるということは想像できると思います。
そのため,この点について事前に当事者間で話し合い,実績としての掲載の可否について英文契約書作成時に記載しておくと良いかと思います。
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