英文契約書の相談・質問集80 商品名は海外展開するときに変えた方が良いですか。

 

 

 英文契約書の作成,チェック(レビュー/審査),翻訳(英訳/和訳),修正の依頼を受ける際によく受ける相談・質問に,「商品名は海外展開するときに変えた方が良いですか。」というものがあります。

 

 

 海外展開するときに,商品名に関して注意しなければならないのは,販売展開する国の言語でその商品名がどういう意味を持つか,どういうイメージを消費者に抱かせるかということは考えた方が良いでしょう。

 

 

 例えば,私がイギリスに留学していたとき,あのカルピスがイギリスでも売られていました。

 

 

 ただ,商品名は変えて売られていました。カルピスではなく,「カルピコ」という名前で売られていました。

 

 

 最初は,理由はわかりませんでしたが,調べてみると,カルピスという発音は,少々下品な話で恐縮ですが,cow piss(牛の小便)に聞こえるようです。

 

 

 これは,飲料水にとって非常にイメージが悪いですよね。おそらくそういう理由で名称が変更されて売られているのではないかと思いました。

 

 

 このように,他にもこうした事例はたくさんあります。現地では不吉な意味になるとか,汚い意味になるとか,このようなことがあると,商品がいくら素晴らしくても現地では売れない可能性が高いです。

 

 

 そのため,商品を海外展開する場合には,展開する国の言語や,英語など世界的に使われている言語でどのような意味を持ち,どのように聞こえるのかというのは事前にチェックした方が良いでしょう。

 

 

 ブランドの統一など他の守るべき利益もありますが,名称のイメージが悪すぎて商品の実力と異なる理由で売れないとなってしまってはせっかくの機会が失われてしまいます。


 

 単に辞書を引いても,ローカルな理解など文化的な問題もあるので,できれば現地のネイティブの人に確認するくらいはした方が良いかと思います。

 

 

 商品の性質や機能などに着目することももちろん大切ですが,こうした側面から商品を改めて検証することが海外展開を成功させるには重要になってきます。

 

 

 また,これから商品を開発して日本と海外で新たに同時展開して売るという場合は,最初からグローバルマーケットで販売するのに問題が少ない名称をつけるということもよく行われています。



 日本向けの名称で決めてしまうと後で変更したりするのは現実的ではないので,最初から,日本でも通用するし世界でも通用する名称を考えてしまうということです。

 

 

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