Business day(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー/審査),翻訳(英訳/和訳),修正する際によく登場する英文契約書用語に,Business dayがあります。

 

 これは,英文契約書で使用される場合,通常,「営業日」という意味で使用されます。

 

 対義語としては,Calendar dayが挙げられます。こちらは,「暦日」となります。

 

 Business dayとされたときは,休日(Bank holiday)は含まれないことになります。

 

 ただ,休日は国によって違います。

 

 そのため,「◯◯営業日以内に支払わなければならない」という規定があった場合,どちらの国のことを指すのかがわからず,後で支払期日をめぐり問題が起こることがあります。

 

 一般的には,その義務を履行する側の営業日が適用されると考えて良いと思いますが,まれにこうした問題が起こるので,どちらの国の話をしているのかを明記することもあります。

 

 特に,支払期日や納期がタイトで短い場合には,1日のずれで履行遅滞という債務不履行になるのかどうかが決まるということもあり,休日と考えて良い日にちが何日なのかが重要になります。

 

 なお,単に〇〇daysと表記されているときは,原則としてCalendar day(暦日)になると考えて良いと思います。

 

 日数や期間は契約義務の履行に密接に関連し,勘違いして納期や期日に遅れると手痛いダメージを受けることがありますので,注意が必要です。

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