Subtract(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー/審査),翻訳(英訳/和訳),修正する際によく登場する英文契約書用語に,Subtractがあります。

 

 これは,英文契約書で使用される場合,通常,「取り除く/差し引く」という意味で使用されます。

 

 計算で引き算をするときに,XからYを「引く」ときにこのsubtractを使います。

 

 対義語の「加える/足す」はaddを使います。

 

 ほかにも,契約書では「取り除く」という意味でもよく使用します。

 

 例えば,販売店契約(Distribution/Distributorship Agreement)などで,販売店(Distributor)が取り扱う製品を別紙で指定している際に,これをサプライヤーが適宜取り除いたり,加えたりできると定めることがあります。

 

 この場合の商品をリストから「取り除く」のほうはsubtractで表現し,「加える」のほうはaddで表現できます。

 

 販売店契約(Distribution/Distributorship Agreement)で,対象商品をサプライヤーが自由に取り除くことができるとすると,販売店(Distributor)は不利益を受けますから,上記のような内容が含まれていた場合,販売店(Distributor)としては変更を要求することになるかと思います。

 

 ただ,商品は生産中止になる(discontinue)ことがあり,この場合は取扱対象商品から削除されてもやむを得ないため,あくまでサプライヤーの一方的な判断での取扱中止に対し対応する必要があるということになります。

 

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