英文契約書の相談・質問集352 「別紙」は英語でどう表現すれば良いですか。

 

 

 英文契約書の作成,チェック(レビュー/審査),翻訳(英訳/和訳),修正の依頼を受ける際によく受ける相談・質問に,「『別紙』は英語でどう表現すれば良いですか。」というものがあります。

 

 

 英文契約書を作成するときに契約書に別紙を付けたり,契約書をレビュー/チェックしたりする際に別紙が付いているの見たりすることがあると思います。

 

 

 この「別紙」は,英語で何と表すのが適切なのでしょうかというのが質問の意図です。

 

 

 別紙を表す英語としてよく使われる単語は,appendix, schedule, annex, annexure, exhibit, addendumなどが挙げられます。

 

 

 これらはどういう内容を記載するのかによって厳密には区別されるべきと考えられています。

 

 

 辞書を見てみると,それぞれ微妙に意味が違っていて使い分ける必要があると考えている方もいらっしゃいます。

 

 

 ただ,結論から申し上げると,どの用語を使っても大きな問題を生じることはないと思います。

 

 

 実際に私の経験からも,appendix, schedule, annex, annexure, exhibit,  addendumといった用語を厳密に区別して使用しているとは思えない契約書のほうが多数だと思います。

 

 

 そのため,どの用語を使用すべきかについてあまり悩む必要はないかと思います。

 

 

 重要なことは,別紙として契約書に添付したものが,契約書の一部としてきちんと法的効力を持つように契約書を作成することであり,別紙を英語で何と呼称するかではありません。

 

 

 別紙が契約書と一体をなすものとしてきちんと法的効力を生じるようにした上で,別紙の内容を精査することのほうが大切であり,別紙の呼び方はこだわる必要はないかと思います。

 

 

 また,出発点として,契約書本文に記載するほうが良いのか,別紙に記載するほうが良いのかも,究極はどちらでも良いのですが,一応考えると良いかと思います。

 

 

 考え方としては,相手の読みやすさを重視するのが良いかと思います。

 

 

 契約書の本文に入れると契約書が間延びして理解しにくい,読みにくいようでしたら,別紙で後でまとめてしまうのが良いでしょう。

 

 

 逆に,それほど分量があるわけではなく,その内容を理解してから読み進めたほうが理解しやすくて読みやすということであれば,契約書本文に記載すべきでしょう。

 

 

 通常,別紙は契約書の最後に添付されているので,本文を読み進めて途中で最後に行って,また戻ってくるのは面倒でスムーズな理解を妨げることに繋がるからです。

 

 

 以上のように,重要なのは別紙がきちんと法的効力を持つようにすることと,別紙にすることで理解しやすく読みやすい契約書になっているかどうかであり,別紙を英語で何と呼ぶかではありません。

 

 

 Appendix, schedule, annex, annexure, exhibit, addendumのいずれの用語が適切なのかという形式的な部分にこだわって,本来重要な部分がおろそかになることがないように注意しましょう。

 

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