イギリス不動産投資・購入にかかる費用の概要

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イギリス不動産投資・購入にかかる費用は以下の項目に分けることができます。※本記事に記載している金額はある時点の法律に従ったものですので,必ず問い合わせ時の内容を確認して下さい。

 

  •  弁護士(ソリシター)費用
  •  調査(Search/Investigation)費用
  •  登記費用
  •  印紙税(Stamp Duty Land Tax)
  •  その他の雑費

 

弁護士(ソリシター)費用

 

 不動産価格に対して何%という固定された費用,または,タイムチャージ(弁護士が業務処理に費消した時間に単価を掛けて計算される方法)などの方法により算出されます。

 

 不動産価格に対するパーセンテージで算出される方法は一般的な価格算定の方法の1つであるため,一般に弁護士(ソリシター)の費用は,不動産の価格が高額であれば弁護士費用もその分高くなり,反対に不動産価格が低ければその分低額になる傾向があります。

 弁護士(ソリシター)費用は状況に応じて交渉が可能です。

 

調査費用(Search/Investigation)

 

  調査は,不動産の法的な権利関係の状況を自治体に照会して調査したり,水まわりの調査をしたり,不動産の周りの環境調査をしたりするものです。

 

 これらの調査は不動産購入には必要なものであり,また手数料として照会先に支払うもので,減額の交渉はできません。

 

 概ね不動産1件の購入の際にかかる調査費用は300ポンドから400ポンド程度です。

 

登記費用

 

 不動産の購入後,日本同様,所有権やリースの権利を登記所(Her Magersty Land Registry)に登記します。この登記費用も性質上減額交渉はできません。

 

印紙税(Stamp Duty Land Tax)

 

 不動産を購入した後,印紙税(Stamp Duty Land Tax)を収める必要があります。 

 

 印紙税の額は,不動産価格に対するパーセンテージで定められています。

 

その他の雑費

 

 例えば,コピー代や銀行手数料などの類の実費類です。これらは性質上少額なものです。

 

 ただし,一軒家を購入するのではなくアパートの1部屋を購入する場合,その建物全体のオーナーが登記費用の支払いを求めてくる場合があります。この費用は概ね250ポンド程度とされています。この費用はあくまでアパートの部屋を買う場合です。

 

 以上がイギリス側に支払う費用の概要です。

 

私が関与する場合の弁護士費用

 

 イギリスの不動産購入を考えられている方の中で,

 

  • 「イギリスのソリシターやその他の関係者との折衝ややり取りが大変なので,誰かに代理して欲しい。」

 

  • 「言語も制度も違うので,説明をされてもよく理解できないので,日本語でわかりやすく説明して欲しい。」

 

  • 「自分の理解が正しいのか,言われるがままに対応しているが不安なので日本人の弁護士に間に入って欲しい。」

 

  • 「よいソリシターや不動産業者を知らないので,紹介者として間に入って欲しい。」

などのご希望をお持ちの方もいらっしゃると思います。

 

 このような方のために,私が間に入って不動産購入手続きをお手伝いすることが可能です。業務の内容や関与度合いは,顧客様のご要望に応じてどのような程度でも構いません。

 

 例えば,「最初から最後まで関与して折衝などをすべて代わりに行なって欲しい。」というものでも構いませんし,「ソリシターや不動産会社を紹介してくれるだけで構わない。」というものでももちろん構いません。

 

 弁護士費用の額は,イギリス不動産の種類,購入目的,不動産価格など詳しいご希望条件をお伺いし,また私の業務内容・関与度合いについてもご希望をお伺いした上でお見積りしております

 

 お見積りはもちろん無料ですので,お気軽にお問合せ下さい。その後,見積を基に手続きをご依頼されるかどうかご検討下さい。

 

 イギリス不動産関係については,個人の方からのご依頼ももちろんお受けしております。

 

 問い合わせフォームには会社名の記載欄がありますが,そちらは個人の方のご依頼の場合「個人」とご記入下さい。

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