In full force and effect(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英語・英文契約書を作成,チェック(レビュー/審査),翻訳(英訳/和訳),修正をする際に登場する英文契約書用語に,In full force and effectがあります。

 

 これは,英文・英語契約書で使用される場合,通常,「効力を持って」という意味で使用されます。

 

 英文・英語契約書のある条項が,その契約が終了してもなお効力を持ち続けるということを表現する際によく使用されます。

 

 例えば,This Article 10 (Confidentiality) shall survive and shall remain in full force and effect for five (5) years after expiration or termination of this Agreement.(本第10条(守秘義務)は,本契約の期間満了または終了後も5年間は効力を有する。)というように使用されます。

 

 どの条項が,契約終了後も効力を持ち続けるかは重要な問題です。契約が終了しても,一部の義務については守り続けなければならないからです。この把握を怠ると,契約終了後で,取引が終わったと安心していたところで,何らかの義務違反を問われることもありえます。

 

 したがって,英文・英語契約書にin full force and effectという表現が登場した場合,その内容をよく確認することが重要です。

 

Right of First Refusal(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英語・英文契約書を作成,チェック(レビュー/審査),翻訳(英訳/和訳),修正する際によく登場する英文契約書用語に,Right of First Refusalがあります。

 

 これは,英語・英文契約書のうち,Shareholder Agreement(株主間契約)やJoint Venture Agreement(合弁契約)などでよく見かける用語です。

 

 直訳すると,「最初に拒否する権利」ということになります。

 

 簡単にいうと,ある会社に投資した株主が,自己の株式を第三者に譲渡したいという場合は,その第三者に譲渡する条件と同一の条件で,まずは他の既存株主に対し,同株式の買取りをオファーしなければならないというような内容です。

 

 例えば,X会社にAとBが投資をして,それぞれ70%と30%の株式を所有していたとします。

 

 この場合に,Aが自己の株式の51%を第三者Cに売却したいと考えたとします。もしこれが実現すれば,既存株主であるBは,見ず知らずのCに過半数を握られてしまいます。

 

 例えば,このような事態を避けるために,AかBが第三者に株式を譲渡しようとする場合は,まずは,相手方当事者に買取りを促さなければならないと定めます。

 

 これは,逆にいうと,相手方は最初に拒否する権利を有しているということになります。

 

 そこで,この権利をRight of First Refusalと呼ぶわけです。 

 

 上記の例で,仮に,BがAからオファーされた株式の買取りを拒否したとします。

 

 そうすると,そこではじめて,AはCに対して自己の保有株式を譲渡することが可能になります。

 

 この場合,通常,AはBに一旦提示した条件よりも有利な条件でCに株式を譲渡することが禁止されています。

 

 逆に,BがAのオファーを受け入れて株式の譲受を決定すれば,AはBに対して売却することが強制されます。

 

 このような権利をShareholder AgreementやJoint Venture Agreementでは,Right of First Refusalなどとして規定することが多いのです。

 

 共同出資者として会社を保有する以上は,勝手に会社の経営を支配できる株主が変更されては困るのでこのような規定が設けられるのです。

 

Equivalent to or greater than...(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー),翻訳(英訳/和訳),修正する際によく登場する英文契約書用語に,Equivalent to or greater than...があります。

 

 これは,英文・英語契約書で使用される場合,通常,「…と同等かそれ以上の」という意味で使われます。

 

 何らかの物やサービスを提供することが義務付けられているが,その物やサービスを用意することができない場合に,オリジナルのものと同等かそれ以上のものを提供しなければならないなどの文脈で登場することがあります。

 

 例えば,The Vendor shall provide the Buyer with products, the class of which are equivalent to or greater than the original products(ベンダーは,買主に対し,オリジナルの製品と同等かそれ以上のクラスの製品を提供しなければならない)などと使用されます。

 

 類似表現では,Confidentiality(守秘義務)の条項において,当事者が自社の役員や従業員に情報を開示する際に,自社に課された守秘義務と同等またはそれ以上の義務を当該役員及び従業員に課さなければならないなどの表現が挙げられます。

 

In consideration of...(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー/審査),翻訳(英訳/和訳),修正をする際に登場する英文契約書用語に,In consideration of...があります。

 

 これは,英文契約書で使用される場合,通常,「…を約因として」という意味で使用されます。

 

 なぜこのような表現が登場するのかというと,英文契約書は多くの場合,英米法(コモンロー)を基礎にして作成されているからです。

 

 コモンローでは,このようなconsideration(約因)というものがないと,契約が無効となってしまうために,この契約は約因があるものだということを明記するのです。

 

 Consideration(約因)は,簡単にいうと,「対価性」と思って頂ければ良いと思います。

 

 一方が何かのサービスを提供するのに,他方が何も提供しないと,この約因がないということになり,契約が無効となります。

 

 Considerationについては,こちらのページでも詳しく解説していますので,ご覧下さい。

 

Product Liability(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー/審査),翻訳(英訳/和訳),修正をする際に登場する英文契約書用語に,Product Liabilityがあります。

 

 これは,「製造物責任」を意味します。略してPL責任,PL法(製造物責任法)などといったりもします。

 

 多くの先進国で,このProduct Liabilityについて,法令で定めています。

 

 この製造物責任で特徴的なのは,多くの法律で,無過失責任・厳格責任(Strict Liability)とされている点です。

 

 コモンローの下でも,日本法の下でも,不法行為責任は過失(Negligence)が必要なのが原則です。

 

 しかしながら,一定の責任については,過失がなくとも責任が認められると定めれれていることがあります。

 

 その代表例がこのProduct Liability(製造物責任)です。

 

 例えば,メーカーが製造した電子レンジをエンドユーザーが取扱説明書のとおりに使用したところ,その商品に欠陥があったため,電子レンジが爆発し,人がけがをしたという場合に,怪我をした人の治療費などの損害については,メーカーに過失がなかったとしても,メーカーが賠償しなければならないという内容です。

 

 英文契約書では,このProduct Liabilityについてメーカー側が責任を負うことを注意喚起的に記載したり,逆に,メーカーと買主との間では,メーカーが製造物責任から免責されると定めたりします。

 

 なお,実際に欠陥商品のために損害を被った者に対してもメーカーを免責するというような規定は,製造物責任法で無効とされていることがあるため,注意が必要です。

 

 国際取引においては,輸入者もメーカー同様,製造物責任を負いますので,注意しなければなりません。

 

 海外から商品を仕入れて,日本国内で販売している業者は,輸入者として,また,自社製品を海外に販売している企業は,メーカーとして,PL保険(生産物賠償責任保険)に加入し,リスクヘッジをしなければならないことになります。

 

In form and substance satisfactory(英文契約書用語の弁護士に解説)

 

 英文契約書を作成,翻訳(英訳/和訳),リーガルチェック(審査),レビューする際によく登場する英文契約書用語に,In form and substance satisfactoryがあります。

 

 これは,英文契約書で使用される場合,通常,「満足する形式および内容により」という意味で使用されます。

 

 具体的には,toの後に当事者を入れ,in form and substance satisfactory to the Purchaser(買主が満足する形式および内容により)などとして使います。

 

 例えば,買主が商品を外国から輸入する場合に,自国の輸入規制に対応するために,契約書や成分表のようなものが必要だとします。

 

 そのような場合に,売主が買主にて対し,単に契約書や成分表を提出するとだけ規定すると,売主の考える契約書や成分表を出せば,それで義務を履行したことになってしまいます。

 

 しかしながら,買主としては,輸出規制に対応するに耐えられる書式や内容でなくては困ります。このような場合に,in form and substance satisfactory to the Purchaserなどとして,買主が満足するような書式と内容によって提出する義務を売主に課すことがあります。

 

 売主にとっては,買主の主観で要求されては困るという場面もあると思いますので,要求されるものを作成・入手するのが困難または時間がかかるような場合は,単純に買主の判断により満足するものであるかどうかが決まるという内容は修正したほうが良い場合があります。

 

Along with...(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック,修正,翻訳(英訳/和訳)する際,登場する英文契約書用語に,Along with...があります。

 

 これは,英文契約書特有の用語ということではありませんが,「…と一緒に」という意味で使用されます。

 

 何らかの行動をすることを義務付けた場合に,その行動をするときは,…も一緒に提出するように要求する場合などに使われる表現です。

 

 例えば,英文売買契約書などで,商品に契約不適合(瑕疵)があった場合は,買主は売主に速やかに書面により通知しなければならず,その際に,証拠として契約不適合(瑕疵)部分の写真も一緒に送るように要求するような場合に使われます。

 

 Buyer shall promptly notify Seller of the defect in the Products along with photographs thereof. (買主は,本製品の瑕疵について,その写真を添付して速やかに売主に通知するものとする。などと英文契約書では登場します。

 

 英文契約書を作成したりリーガルチェック・修正したりする際に特に重要というわけではないですが,along withの後には追加的な要求事項が入っていることが多いので,その要求に対応することが可能か,要求が不合理ではないか,過度な負担とならないかなどをチェックする必要があります。

 

 また,英文契約書を締結した後に,実際に商品に契約不適合(瑕疵)を発見したということがあった場合,忘れずに証拠写真を添付して送ることも大切です。

 

 期限が決められたりしていると契約不適合(瑕疵)についてのクレームが,写真がないことにより期限を経過し,クレームができなくなるというおそれもあります。

 

Cease(英文契約書の弁護士による用語解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー),翻訳(英訳/和訳)する際に登場する英文契約書用語に,Ceaseがあります。

 

 これは,英文契約書で使用される場合,通常,「止める」という意味で使用されます。

 

 特に,英文契約書に特有な用語というわけではないですが,よく登場します。

 

 例えば,英文販売店契約書(Distribution Agreement)などで,契約が終了した場合,販売店(Distributor)は,直ちに商品の販売を中止し,販促活動などもしてはならないというように規定するときにこの英文契約書用語が使用されます。

 

 Distributor shall immediately cease to sell the Productsとすると,販売店は製品の販売を停止しなければならないという意味になります。

 

 販売店契約などが終了した際に,どのような義務や効果が生じるのかを英文契約書で明確にしておくことが大切です。

 

 販売店契約の例でいえば,契約が終了した場合に,製品の販売や販促活動をしてはならないと規定したとすると,販売店に残った在庫をどうするのかという問題も生じます。

 

 そのため,単に契約終了したときは製品を販売してはならないと規定しただけでは,終了時の対応として十分な記載とはいえないということになります。

 

 在庫については期間を定めて続けて販売して良い(Sell-off period)と定めたり,サプライヤーが買い戻せると規定したりします。

 

 契約終了については,販売店が不利益を被ることが多く,これにより当事者の関係性が悪くなる可能性があります。

 

 そのため,英文契約書に契約終了時についての対応についての記載が充分でないと,紛争化する可能性が高まります。

 

 だからこそ,特に契約終了の際の義務や効果は事前に協議し,必ず明確に英文契約書に書き込んでおく必要があります。 

 

Delivery(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー),翻訳(英訳/和訳),修正する際によく登場する英文契約書用語に,Deliveryがあります。

 

 これは,英文契約書で使用される場合,通常,「引渡し,納品」という意味で使用されます。

 

 商品の売買契約(Sales Agreement)などで,引渡しがどの時点でされたことになるのかというのは,所有権(Title)の移転や危険負担(Risk of Loss)の移転などと絡めて定められることが多いといえるでしょう。

 

 国際取引では,通常引渡しをどこで行うのか(引渡し地)については,インコタームズ(Incoterms)の貿易条件を選択することで決定します。

 

 例えば,Ex Works(工場渡し)を選択した場合,売主の指定の工場や倉庫などで引渡しを行います。

 

 この場合,売主は買主の輸送者に積荷を積むこともせず,単に売主の指定工場や倉庫において買主に商品の処分を委ねた時点で引渡しが完了したことになります。

 

 引渡しと同時に危険負担も売主から買主に移転することになります。

 

 ちなみに,インコタームズは危険負担の移転時期を定めているに過ぎず,所有権の移転時期については定めていませんので,Ex-Works(工場渡し)を選択したからといって,売主の指定工場において買主に所有権が移転するとは限らない点にご注意下さい。

 

 ほかにも,引渡しや納品の概念はいつまでに引き渡すのかという納期(delivery date)に絡んで非常に重要な意味を持っています。

 

 国内取引であれば,売主と買主が交渉してそれほど問題なく何をもって引渡し・納品とするかということを定め,納期までに納めることが可能でしょう。

 

 しかしながら,国際取引においては,輸送の物理的距離が国内取引よりも長いため,納期に間に合うかどうかが国内取引に比べて非常に大きな問題になってきます。

 

 そして,輸送距離が長いため,商品の引渡しが買主に近くなればなるほど,基本的には売主の負担や責任が大きくなってしまいます。

 

 例えば,インコタームズのDDPの条件で買主の指定仕向港まで売主が商品を輸送するとなると輸送距離が長いため,納期に間に合わない可能性も出てきます。

 

 したがって,(もちろん不可抗力(Force Majeure)を定めはしますが)国際取引/貿易においては,納期までの引渡しや納品(Delivery)という定めをするよりは,いつまでに,売主の港から発送するというTime of Shipmentという定めをすることの方が一般的といえます。

 

 いずれにしても,所有権の移転,危険の移転,商品の引渡し・納品義務,納期は買主はもちろん,売主にとっても重要な問題ですので,英文契約書に誤解や矛盾が生じないように,適切に記載する必要があります。

 

i.e.(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー/審査),翻訳(英訳/和訳),修正をする際によく登場する英文契約書用語に,i.e.があります。

 

 これは,英文契約書で使用される場合に限られないですが,通常,「すなわち」という意味で使用されます。

 

 電子メールでのやり取りでも頻繁に使われる用語です。

 

 言い換え表現,まとめ表現の前に置く用語という言い方ができるかもしれません。

 

 例えば,具体的な例を幾つか挙げて,それに共通する上位概念を後で挙げる場合に,上位概念の用語の前にこのi.e.をつけて「すなわち」◯◯という表現をよくします。

 

 For example, apple, orange, grape...(i.e. fruit)(例えば,りんご,オレンジ,ぶどう...(すなわち果物)などという使い方です。

 

 理解を助けたり,イメージをしやすくしたりするためにこの表現はよく出てきます。

 

 使い方を間違えると,却ってあいまいになったり,概念が広がって,どの場面がその規定に該当するのかがわからなくなってしまうということもあります。

 

 ただ,適切に使用すると,契約書や電子メールを読むときに,相手がこちらの意図を誤解せずに正しく理解してくれるための補助的な表現として役立ちます。 

 

 類似の用語としては,NamelyIn other wordsなどが挙げられます。

 

 個人的な印象ですが,アメリカ英語よりもイギリス英語で使う人が多いという印象を持っています。

 

 ロンドンの法律事務所に勤務していた際,イギリス人弁護士がクライアントや他の弁護士が理解しやすいようにこのi.e.という用語をよく使用していたのを覚えています。

 

From...to...(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー),翻訳(英訳/和訳),修正する際によく登場する英文契約書用語に,From...to...があります。

 

 これは,英文契約書に特有の用語というわけではないですが,通常,「…から…まで」という意味で使用されます。

 

 英文契約書では,From X (date) to Y (date)という,期間を表す表現がよく見られます。

 

 期間や時間の起算点を表す表現は,before, after, betweenなどたくさんありますが,このFrom...to...というもそのうちの一つになります。

 

 例えば,from 1st April XX year to 31st May XX yearというように英文契約書では使用されます。

 

 上記の例の意味は,XX年4月1日からXX年5月31日までという意味になるか,または,XX年4月2日からXX年5月30日までまでという意味になります。

 

 前者は当日を含んでいるという解釈になり,後者は当日を含んでいない解釈になります。

 

 仮に裁判所(どこの国の裁判所かにもよりますが)が文言から解釈した場合,どちらの解釈もありうるとされているようです。

 

 もし,当事者の意図などを条文解釈に持ち込むのであれば,上記の場合,英文契約書の全体的な意図や趣旨にもよりますが,最初に4月1日という月初を示し,次に5月31日と月末を示しています。

 

 そのため,このFrom...to...の表現をとった場合,...の部分に入る日にちを含んだ表現であると解釈されるのではないかと思います。

 

 他に特別な事情がない限り,当事者は,期間として1ヶ月間ということを表したかったのであり,あえて2日から30日までと中途半端な期間を指定したとは思われないからということです。

 

 このように,英文契約書を作成,チェック,翻訳する際に,何らかの権利の期間制限に関して上記のような期間の表現が登場した場合,注意が必要です。

 

 いつからいつまで権利が行使でき,その後は消滅するという場合,最初の日と最後の日がいつなのかは重要になります。

 

 そのため,期間制限の表現については,細かいかもしれませんが,その日が含まれているのかどうなのかをきちんと把握し誤解のないようにしなければなりません。

 

 もっとも,特に,英語を母国語としない国などと契約する場合,上記のような英文表現を常に正しく理解してくれるとは限りません。

 

 そのため,より安全に英文契約書を作成するには,from...(inclusive) to...(inclusive)などと,...の日にちも含まれるということを明確にすることが望まれるということになります。

 

 細かいようですが,権利の期間制限などは内容が重要なので,細部にまで正確性を求め英文契約書を作成,チェック,翻訳しなければなりません。

 

Except as otherwise provided in this Agreement(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー),翻訳(英訳/和訳),修正する際によく登場する英文契約書用語に,Except as otherwise provided in this Agreementがあります。

 

 これは,英文契約書で使用される場合,通常,「本契約に別段の定めがある場合を除き」という意味で使用されます。

 

 この表現が前置きされる条項が例外的に適用されない場合について言及していることになります。

 

 つまり,Except as otherwise provided in this Agreementという表現の後に来る条項と異なる内容を規定していたり,その条項を適用しないことを記載している条項がある場合は,例外的にExcept as otherwise provided in this Agreementの後に書かれた条項は適用されないということを表しています。

 

 そのため,この表現を取った場合,Except as otherwise provided in this Agreementの後に続く条項が全場面には適用がないということを認めることになるので,もし予想外にExcept as otherwise provided in this Agreementの後の条項と矛盾するような内容が英文契約書に書かれていると問題を生じます。

 

 逆に,英文契約書の他の部分で何を言っていても,以下の条文は適用されるという意味で使用されるのが,Notwithstanding anything in this Agreement to the contraryという表現です。 

 

 こちらは,Notwithstanding anything in this Agreement to the contraryの後に書かれる条項が優先的に適用されるということになりますので,全場面に適用されることを意味します。

 

Engagement Letter(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー/審査),翻訳(英訳/和訳),修正をする際に登場する英文契約書用語に,Engagement Letterがあります。

 

 これは,日本でいうところの委任契約書と考えれば良いと思います。

 

 例えば,海外の弁護士に委任業務を行ってもらう際に,このEngagement Letterを委任契約書としてサインして提出します。

 

 Engagement Letterには,受任者が行う業務の内容や,委託費用と支払い方法,契約期間,問題があった場合の対処方法などが記載されています。

 

 基本的に,Engagement Letterを提出する場合,受託者が主導的に動いてくれるという場面が多いので,受託者側に業務上遂行上の裁量が大きく与えられているのが一般的です。

 

 そのため,信用できる弁護士や業者を選定することが大切なのですが,Engagement Letterから行ってもらいたい業務などが漏れていると問題になりますので,きちんとすべて書かれているかチェックする必要があります。

 

 その他,弁護士に代理人として動いて貰う場合には,代理権を与えるための委任状(Power of Attorney)というものを提出しなければならないこともあります。

 

As long as(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー/審査),翻訳(英訳/和訳),修正をする際に登場する英文契約書用語に,As long asがあります。

 

 これは,英文契約書特有の用語というわけではないですが,英文契約書で使用された場合,「…である限り」という条件を付した表現となるため,重要な意味を持つ場合が多いです。

 

 特に,表明保証(Represenations and Warranties)という条項において,重要な役割を果たす表現の一つといえます。

 

 表明保証(Represenations and Warranties) の記事はこちらでご覧頂けます。

 

 表明保証条項では,当事者が,ある内容についてそれが真実であることを表明し,保証します。

 

 そのため,あとで,表明保証された内容が事実に反するということが判明すれば,表明保証した当事者は,損害賠償責任などの責任を負うことになります。

 

 したがって,表明保証条項は,表明保証を行う当事者からすれば,なるべく範囲を狭くしたいということになりますし,表明保証を受ける当事者からすれば,なるべく範囲を広くしたいということになります。

 

 こうした事情の中,表明保証をする当事者が取りうる英文契約書の修正案として,このas long asを使って,当事者が表明保証時に「知っていた場合に限り」という限定をかけるという方法があります。

 

 具体的には,Seller represents and warrants to Buyer that, as long as Seller is aware, ...などとして,売主が知っている限り,that節以下の内容が事実であることを表明し,保証するとします。

 

 これにより,もしthat節以下の内容に違反するということが後日判明しても,表明保証時に売主がそのことを知らなければ,売主は免責されるということになります。

 

 これでは,単に,売主が知らなかったということだけで,免責されてしまうので,買主からすると表明保証の意義があまりに薄れるという批判がありえます。

 

 例えば,売主がよく調査すればその違反の事実はわかったはずなのに,十分な調査を怠っていたという要な場合にまで,知らなかったから免責というのは買主に酷のように思えます。

 

 このような批判に備えて,as long as Seller is awareという表現を,as long as Seller should have been awareという表現にすることもあります。

 

 こうすることで,表明保証当時の状況下において,売主が知り得た,知るべきであったという状況にあれば,売主は,たとえ知らなかったとしても,表明保証違反の責任を負うことになります。

 

 このように,as long asという表現が英文契約書に登場した場合,どのような内容の限定が付されているのか,注意深く検証する必要があります。

 

Is not entitled to...(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー),翻訳(英訳/和訳),修正する際によく登場する英文契約書用語に,Is not entitled to...というものがあります。

 

 これは,通常,英文契約書で使用される場合,「…する権利がない,…することができない」という意味で使用されます。

 

 肯定形は,is entitled to...ですが,これは,当然ながら,「…する権利がある,…することができる」という権利を表します。

 

 禁止表現は,基本的にshall notという表現がよく使用されます。

 

 ただ,shall notは禁止表現のため,...してはならないという意味になります。

 

 例えば,一定の場合には,買主は売主に対して損害賠償請求をすることはできないという表現があったとします。

 

 この場合に,shall notという表現を使用すると(意味は伝わるでしょうから,絶対に使用してはならないということではないですが),厳密には,損害賠償請求をしてはならないという禁止表現になります。

 

 これは,少し違和感がある表現といえます。あくまで損害賠償請求権は権利ですので,これが行使できるかできないかという問題であり,行使してはならないということではないからです。

 

 行使してはならないという禁止表現になると,細かくいうと,権利は生じているが権利行使が禁止されるという内容にも読めます。

 

 そのため,このような権利の否定の場合は,端的に権利を否定する表現であるis not entitled to...という表現を使用するのが望ましいといわれることがあります。

 

英文契約書の相談・質問集90 英文契約書で日付を記載するときに決まりはありますか。

 

 海外進出・海外展開をするときに必要になる英文契約書の作成,チェック(レビュー),翻訳(英訳/和訳),修正の依頼を受ける際によく受ける相談・質問に,「英文契約書で日付を記載するときに決まりはありますか。」というものがあります。

 

 英文契約書に契約締結日(Execution Date)発効日(Effective Date)をはじめ,日付を記載する機会は多くあるかと思います。

 

 その際に,英文契約書に日付をどのように書くべきなのか教えて欲しいという相談を受けることがあります。

 

 日付については,昔(今でも固い書面ではこうなっていることも多いですが)は,this [date]th day of [month], [year]などと表記していました。

 

 ただ,最近は,もう少し端的に,[date] [month], [year]とすることも多いです。

 

 なお,上記の日付表現は,最初に「日」が来て次に「月」ですので,いずれもイギリス(英国)式です。

 

 アメリカ(米国)式では,最初に「月」が来て次に「日」が来ますので,[month] [date], [year]となります。例えば,2017年5月11日であれば,May 11, 2017と表記します。

 

 逆にイギリス式ならば,11 May, 2017ということになります。

 

 イギリス式とアメリカ式のどちらを採用しても構いません。ただし,重要なのは,どちらかを使用したら,その用法で統一することです。

 

 当然ですが,両者の表現が同一の英文契約書で混用されていると,問題になる日付の捉え方が違うということになり,解釈に問題を生じて紛争の火種になりかねません。

 

 その他の記載方法に,数字だけで記載するという方法もあります。アメリカ式で記載する場合,上記の例であれば,05/11/2017という書き方です。

 

 私がイギリス留学時に書面にサインするときに日付を書くときは,面倒なので,数字だけで記載するということをよくしていましたし,数字だけの日付記載をよく目にしました。

 

 日常生活では,このような表現でもまず問題になることはないでしょう。

 

 しかしながら,このような表記の方法は,英文契約書では避けた方が良いです。

 

 なぜなら,数字によっては,イギリス式とアメリカ式で日付が変わってしまい,無用な混乱を招くおそれがあるためです。

 

 上記の例で,05/11/2017という表記は,アメリカ式では5月11日ということになりますが,イギリス式でいえば11月5日ということになってしまいます。

 

 05/13であれば,13という数字が月を表すことはありえないので,05が月で13が日にちであることは争いはないですが,上記の11のように月と日にちの両方がありうる場合は,逆に捉えられてしまう危険があるのです。

 

 したがって,イギリスやアメリカに滞在中に書類を書く際に数字のみの日付を書く場合には,その国の慣行に従っていることが前提になっていて基本的に誤解がないため問題ないですが,契約書など,国をまたぐ場合には,また,重要な書類の場合には,このような表現は避けるべきといえます。

 

 いちいち月を書くのが面倒だということであれば,せめて月の略語(例えば1月なら「Jan.」)を使用した方が良いでしょう。

 

 なお,笑い話ではありますが,英語を母国語としない人にとって,特にFebruaryのスペルは何度書いても覚えられないという都市伝説のような話もあるので,スペルミスには注意されて下さい。

 

 現場で契約書にサインをする際に,突然Februaryのスペルが出てこなくなってしまったが,聞くのも恥ずかしいという場合には,前述した略語を使用してFeb.と書いてしまうのも一案かもしれません。   

 

 基本的な話ですが,日付は,契約や権利・義務の発生日や,有効期限の起算日・終了日などを表すことがあり,英文契約書で大切な役割を果たすため,このような基本的なこともおろそかにしないように注意しなければなりません。

 

→next【英文契約書の相談・質問集91】Best/reasonable effortsと書けば販売店の義務は十分ですか。

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Basket(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー),翻訳(英訳/和訳),修正する際によく登場する英文契約書用語に,Basketがあります。

 

 これは,英文契約書で使用される場合,通常は,損害賠償に絡む規定,特にM&Aの表明保証違反の場合の損害賠償に関して見られる規定で,「最低限度の損害額」という意味を表す用語として使用されます。

 

 例えば,M&Aに関する契約において,売主が買主にした表明保証の内容に表明保証の内容が事実と異なることが判明した場合,通常は,売主は買主に対してそれにより被る損害を賠償する義務があると英文契約書では定められています。

 

 もっとも,M&Aに関する契約書の場合,表明保証事項は多岐にわたって要ることが多いため,表明保証違反の程度も様々ということになります。

 

 例えば,買収対象会社がある契約の債務の履行を失念しており,少し期限を過ぎてしまったため,余計な遅延損害金を取られたなどという場合に,その額が5万円程度だったとします。

 

 これでも,通常は,債務の不履行はないことを売主が表明保証させられていますので,表明保証違反による,損害が5万円発生したことになります。

 

 そのため,買主は,売主に対し,5万円の損害賠償請求が可能ということになります。

 

 これでは,いかにも瑣末で,大きな取引になることが多いM&Aの実務にはなじまない,売主の負担が大きいなどの理由から,このBasketという条項が挿入されることがあります。

 

 例えば,買主の売主に対する表明保証違反の損害賠償請求は,その合計額が金100万円以上とならない限り,損害賠償請求はできないなどとして定められます。

 

 この定め方にも大きく分けて2通りあります。一つ目は,first dollar basketと呼ばれるもので,上記の例でいうと,損害額が100万円以上に達すれば,全損害額を支払うという定め方です。

 

 もう一つは,deductible basketと呼ばれる方法で,例えば,上記の例でいえば,損害額が100万円を超えて500万円だったとすると,100万円を超えている部分である400万円だけ賠償すると規定する方法です。

 

 もっとも,損害は損害であり,本来賠償請求するかどうかは買主の問題ともいえますので,買主としては,このようなBasket条項を安易に受け入れず,対象会社の事業内容や,M&Aの目的などに照らし,受け入れの是非,内容の妥当性を検証しなければなりません。

 

Might(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー),翻訳(英訳/和訳),修正する際によく登場する英文契約書用語に,Mightがあります。

 

 これは,mayに比べれば頻出するという用語ではないですが,mayと区別して理解しておいた方が良い英文契約書用語であるといえます。

 

 Mayは裁量(discretion)を表すとされ,may...で,「...してもしなくとも良い」という意味を表すとされています。

 

 そのため,厳密には権利を表すときにはmayではなく,is entitled to...とすべきだという論者もいますが,英文契約実務では,mayは権利(「…することができる」)を表す用語としてよく用いられています。

 

 ただ,mayは多義語ですので,この他にも様々な意味を持っています。

 

 したがって,同一の英文契約書内で,いろいろな意味でこのmayを使用すると,意味の把握に混乱を生じ,場合によって英文契約書の解釈に疑義を生じる可能性があります。

 

 そのため,mayについては,同一の英文契約書で,複数の意味を持たせて使用するのは避けたほうが無難です。

 

 統一的に,mayを使用した場合はあくまで権利や裁量を表すとして使用すれば,基本的に混乱は生じませんので,私の経験上もmayの使用により大きな問題を引き起こすことはないかと思います。

 

 海外の判例でmayの意味について争われたりしている事例もありますし,判例には学ぶべき点も多いですが,判例はあくまで例外中の例外のようなもの,紛争が自主的に解決できないくらいに揉めたものという理解も必要です。

 

 したがって,英文契約書では,文言に敏感であるべきで,慎重に検討すべきですが,他方で,あまりに慎重になりすぎて,作成に多大な時間と費用を要し,こちらに一事が万事有利となってしまうと,失注することもありえ,そうなると本末転倒です。

 

 そのため,学術的なきめ細かさと実務の現場のスピード感覚をうまく両立させる必要があります。

 

 話がそれましたが,mightが使用されている場合は,上記の多義的なmayを使うことを避けたいがために使われている場合が多いといえます。

 

 通常は,「…かもしれない」という意味で仮定的用法を意識して使用されるようです。

 

 あまり,英文契約書において「…かもしれない」という意味でmayやmightを使用するという場面は多くないかもしれません。

 

 ただ,mayが多義的なために,使用には注意が必要で,なるべく多義的には用いないという原則が働くため,他の意味である「かもしれない」という意味で使用する際には,mayではなくmightが用いられる傾向にあるという理解はしておいた方が良いと思います。

 

 このように,ある用語の使用を避けたいがために別の用語を使用するということは英文契約書ではよくあります。

 

Except for...(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー),翻訳(英訳/和訳),修正する際によく登場する英文契約書用語に,Except for...があります。

 

 これは,英文契約書独特の用語というわけではないですが,英文契約書でよく使用されます。

 

 通常は,「…を除いて」という意味で使用されます。英文契約書では,何かの定義をしたり,権利や義務を課したりすることが多いですが,そのような場合に,except for...の...部分はそこに含まれない,除外されるということを表現する際に使用します。

 

 このような技法を,カーブアウト(carve out)と呼ぶことがあります。Except for...によって,該当事項を例外的に削り出してしまうというニュアンスからです。

 

 何かが例外になる,何かが含まれないということを明記するのは非常に重要です。

 

 例えば,英文契約書に自社の義務が広範囲に書かれている場合,自社にとっては不利益です。

 

 できればそのような義務を一切負いたくないということもあるでしょう。そうすると,その義務規定をすべて削除するということになります。

 

 しかしながら,当然ですが,契約には相手方がいます。相手方は,貴社の義務をすべて削除するなどという要求を飲めるはずはありません。

 

 そのため,交渉が難航するということが起こりえます。このようなときに,このカーブアウトの手法は有益な場合があります。

 

 自社にとって,これだけは義務として負うことはできないというものを明確化し,その余は譲歩できないかという視点で検討することがありえるのです。

 

 こうすれば,一般的な義務は負っていたとしても,貴社が絶対に回避しなければならない義務については明確に廃除されていることになりますので,貴社のリスクが減りますし,相手方も全部削除という要求よりは,飲みやすくなります。

 

 英文契約書の交渉において,大切なのは,徹底的に自社に有利にするというより,相手がいることなので,譲歩できるところは譲歩し,無理のない範囲で自社の利益を最大化するという視点です。

 

 このような場合にexcept for...という例外,排除を表す用語が使用されます。

 

 Except for...と類似する用語には,save for...やsave as to...があります。これらも,except for...と同様に,カーブアウトの手段を用いて,例外を切り出してしまい,一般的な義務や責任から逃れると表記する際によく登場する英文契約書用語です。

 

 逆に,except for...で例外にされてしまうと不利益を受ける側の当事者は,この例外を示す用語が登場した場合,自社にとって,絶対に外せない事項が含まれていないかを精査する必要があります。

 

Beginning on...and ending on...(英文契約書用語の弁護士による解説)

 

 英文契約書を作成,チェック(レビュー),翻訳(英訳/和訳),修正する際によく登場する英文契約書用語に,Beginning on...and ending on...があります。

 

 これは,英文契約書で使用される場合,通常,「…から…まで」という意味で使用されます。

 

 …の部分には日付が入り,期間を表す用語として,このbeginning on...and ennding on...はく使われます。

 

 なお,from...to...やbetween...and...も期間を表す用語としてよく使用されます。

 

 ただし,from...to..やbetween...and...は,穴埋めされた日付を含むのか含まないのかが不明であるため,使用をさけるべきだと言われています。

 

 form...to..やbetween...and...の場合,...部分に記載される日は含まないとしている解釈が多いようには思いますが,to...部分は含まれるですとか,逆にすべて含まれるという解釈もないわけではありません。

 

 このように,form...to..やbetween...and...は英文契約書でよく見かける表現なのですが,実は,...の日付が含まれるかどうかは,あいまいだということになります。

 

 もし,締結した英文契約書に,form...to..やbetween...and...を使った表現がある場合,念のため,期間が短くなるように理解をし,期限を過ぎてしまったり,本来許されていない日まで何かをしてしまったりと,期限を過ぎていたが故に契約違反だとされないように理解しておくことが重要です。

 

 また,英文契約書をドラフトする際に,期間を記載するときは,あいまいさを回避するため,beginning on 1st March 2018 and ending on 30th April 2018などと,両日ともに含まれることを明確にすることを心がける必要があります。

 

 他にも,from...(exclusive) to...(exclusive)などとすれば,...の部分に書かれた日付自体は含まない意図であることが明確になります。

 

 英文契約書で書かれた期間が特に重要な内容でなければ,先ほど述べた通り,念のため短く考えておけばそれほど大きな問題とならない場合が多いでしょうが,権利の行使期間や義務の履行期間など重要な場合もたくさんあります。

 

 このような場合に,穴埋めされた日付を含むのか含まないのかはときに重大な意味を持つことがあります。

 

 特に,期間が短いような場合,1日,2日の差が大きなものとなってしまいます。

 

 そのため,たかが日付の記載などとは考えず,実際にその期間はどこからどこまでなのか,正確に把握する必要があります。

 

 これは,暦日なのか,営業日なのかなど,期間の長短に影響するその他の表現に類似する問題です。

 

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